551がある時

 

Scyeのナイロンタフタのコートとアノラックです。

 

  

 

 

昨日は雨でした。

雨は嫌いです。

洗濯物も外に干せないし、なぜか雨の日は思うような写真が撮れないし、車の運転は怖いです。

そう言えば淡路島に旅行に行った時は前が見えないくらいの大雨でした。

超低速で明石海峡大橋を渡ったのを思い出しました。

折角の旅行なのに雨、より嫌いになった思い出です。

着たいなと思った服も雨を理由に諦めらめる時もありますよね。

雨、暑い、寒いの順番で嫌いです。

 

僕は野菜が嫌いでした。

シャキシャキする食感や苦味が嫌いでした。

味噌汁に入ったネギは、他の具がなくなったら最後に残りの汁と粉薬みたいに飲み込むようにしていました。

今は大体食べられる様になったと思います。

ラーメンのネギは抜かなくてもいけるようになったし、鍋の白菜は好き、青椒肉絲のピーマンやハンバーガーのトマトも美味しいと思える様になりました。

いつから食べられる様になったのかなんて意識してなかったのでわかりませんが、美味しいと思ったものに入っていて、この美味しいは避けてきたものありきだと気づいた時に、それを克服できたんだと思います。

 

ということで、嫌いな雨も好きな洋服と絡めるて克服したいと思います。

一年の10%くらいが雨らしいです。

十日に一回が雨。

1 / 10、もったいないですもんね。

 

 

SCYE BASICS
N/P Powdery Taffeta Balmacan Coat
クロ
¥96,800-

 

 

 

英国テーラリングをベースにするScyeらしいマッキントシュを彷彿させるステンカラーコート。

雨を凌ぐために開発された画期的なゴム引きのコート。

今みたいに便利なナイロンファブリックがない時代、上流階級に好まれたゴム引き。

現在も人気のあるアイテムですが、メンテナンスが難しいせいで、放っておくと接着が剥がれてしまったり、パリパリに固まって割れてしまったり、少しデリケートな面もあります。

春夏秋冬がはっきりしている日本の気候にフィットしどの季節にも対応するよう編集されたのが、ScyeのN/P Powdery Taffeta Balmacan Coatです。

素材はナイロンポリエステル、とても扱いやすい。

化繊だけれどモチっとしていて、特有のシャカシャカ感もそれ程ありません。

綺麗なAライン、身幅は広いですが胸は薄くアームは細くとてもお上品です。

中にジャケットを着てもかさばらない程度の余裕はあるので、ビジネスシーンにもお勧めです。

 

 

 

 

SCYE BASICS
N/P Powdery Taffeta Anorak
クロ
¥79,200-

 

 

 

こちらはエディバウワーのモチーフでしょうか?なアノラック。

クラシックなデザインですが、ビジネスシーンにも通用するコートと同じ素材なので、ドア物感はないです。

アノラックは元はイヌイットの人たちが着る防寒着だそうです。

上半身を覆い隠せること、防風・防水、凍って鋭くなった危険な岩などから身を守れる事がハイカー達に評価されました。

これも今では軽量で通気性が良く、耐久性も優れたハイテクウェアの開発から実用性の序列は低くなっています。

Scyeが編集したアノラックは古めいた感じがしません。

崖よりダウンタウン、小屋よりカフェなアノラックです。

サイドエントリーのウエストポケット、フロントのフラップ付きポケット、首は高め、裾はドローコード付き。

雨の日でも自転車やバイクに乗る人にもいいですね。

あ、子供の送り迎えにいいんじゃないかしら。

 

 

 

 

好きな服を着て出かけると楽しいです。

雨の日に着たくなる服があるなら、憂鬱な雨も少し和らぐ気がします。

雨と好きな服がある雨は、551がない時とある時くらい違います。

ある時はニコニコです。

ある時の景色はない時の景色より随分と良く見えてきました。

雨、こんなに良かったのか。

天気予報では明日は雨、明後日も雨。

早く明日にならないかなあ。

 

 

 

ワニでもなくウマでもなく

マスターピース

気の利いたジャケット

 

 

 

 

Scye/サイ
「Scye」は、テーラー用語で袖ぐり、鎌の意。
英国クラシックをベースに現代的視点から様々な要素を加え再構築したリアルクロージングを提案する2000年スタートのメインライン。

SCYE BASICS/サイベーシックス
素材・カッティング、内部構造にまで配慮したサイ独自のベーシックアイテムを展開するライン。