隙間から

 

suzusanのシャツとTシャツです。

 

古い様で新しい

 

 

 

 

 

 

今日もsuzusan。

僕が初めてブランドを知ったのは、海外のセレクトショップのSNSからでした。

トップメゾンを中心としたラインナップに、とりわけ目を引いたのがそれでした。

煌びやかなラインナップにも埋もれず、なんとなくスクロールしながらも目に留まったデザイン。

物と物の隙間からでも映えるデザイン。

 

 

 

suzusan
Cotton Chambray Long Sleeve Shirt
"Tesuji Shibori"
Black*Grey
¥47,300-

 

 

 

 

コットンシャンブレーのシャツ、手筋絞り。

ストライプでもチェックでもない初めて見る柄シャツ。

これまでうんと見てきて忘れかけていたシャツの新鮮さを思い出してくれそうなデザイン。

オリジナルのデザインにはこういった強い力があります。

新しいものに向き合う事は大事な行為です。

シャツにジャケットやシャツにジーパン、これまで当たり前にやってきた事に、もう一度新鮮な気持ちで取り組めます。

その隙間から見えるデザインはとても刺激的。

家にあるご無沙汰な洋服も新鮮に見せてくれます。

もう一度輝きたい服たちが呼んでいる気がします。

 

 

 

 

 

suzusan
Silky Cotton Short Sleeve T-shirt
"Makiage Shibori"
Leaf Green*Dark Grey
¥25,300-

 

 

 

デザインされているっていうのは良いですね。

ソリッドなものも好きだけれど、見た瞬間楽しくなれるのはデザインがきいた物です。

スベスベツルツルなシルキーコットンの葉柄Tシャツ。

巻き上げ絞りという技術を用いて、葉を表現しています。

茎までついちゃってとても可愛い。

プリントデザインには補えないデザイン。

ボディ全体に大胆にあしらったデザインは、隙間からでも目を奪われちゃいます。

 

 

 

 

羽織物の隙間、SNSの隙間、クローゼットの隙間、街の隙間。

きっとどこにあっても埋もれない素敵なデザイン。

隙間じゃなくてもいいはずなのは勿論です。

 

 

 

 

 

 

suzusan/スズサン
いまから遡ること100年以上前、suzusanの原型である「鈴三商店」では絞りの図案、型彫り、絵刷りのほか、絞り加工全般を行う影師として代々営んでいました。
クリエイティブディレクターの村瀬弘行は、この5代目として生まれ、絞りを間近に見て育ちます。その後2003年に渡英、翌年にはドイツ・デュッセルドルフに移り住み、在学中の2008年に出会った友人とともにブランド「suzusan」を立ち上げました。
デュッセルドルフでデザインされたsuzusanの商品は、長年の経験から熟練した職人と、その伝統を受け継ぎ未来を目指す若手職人が、有松の地で共に一貫した作業工程で生産を行っています。
ピースダイ(製品染め)の工程で、糸を締める強さ、染料の調合、生地への浸透などこれまでの経験をもとに独特の絞り文様を作り出しています。