山内のヤクシープパイル・ジッププルオーバーです。
ただいつもより少し堂々と
おじいちゃんのセーター
さりげなくないお洒落を楽しみたい方いかがでしょう
ヤクとコットンをブレンドしたパイルのボアハーフジッププルオーバー。
通常化学繊維を使用するボアを、天然繊維のみでボアを表現しています。
このボアは山内の秋冬シーズンの定番として継続的に使用される今治産のパイルです。
化繊では表現できない膨らみのあるナチャラルな仕上がりで、保温性に優れ肌あたりもいい質感。
更に天然染料であるログウッドで染色する事で、黒にうっすら茶が這う奥行きのあるテキスタイルです。
パンツ EESETT&Co
胸にデカデカと名前が書かれた体操服。
授業も出たくないくらいに着るのが嫌だったあの体操服のせいで、僕はハーフジップのアレルギーです。
何度も克服しようとこれならばと意を決して買ったデザイナー物も古着のトレーナーも、
結局はアレルギーの反応が出てしまってどこにしまったかも覚えていない。
着たいとは思っているけれど、どこか抵抗がある。
編み物をあまり多く提案しない山内から、よく見かけるこの形を織物として制作されたヤクシープパイル・ジッププルオーバー。
ニットで作ったそれやスウェットで作ったそれとは違った表情を持ちます。
織物にする事で硬さがあり、ボアの温かみや柔らかさも同時に感じられる。
ふわっとしてそうで芯があり、ゆるっとしてそうで男らしい。
中間着の様なルックスで、ジャケットやブルゾンの様にも見せる顔を持ち合わせています。
個人的には「仕立て」のイメージがある山内ですので、このようなアイテムは意外なのですが、
縫製箇所はダブルステッチでエッジを効かせた山内らしいテクニックでしっかりと仕立てられています。
コート Scye
ボア、あったかくて気持ちいいです。
天然のフリースだと思って下さい。
それだけでも充分あったかいので、アウターもそこまで重たくない物で大丈夫。
男らしさにフェミニンをぶつけてみました。
ふわふわボアが受け入れてくれている気がするので、意外性も楽しめそうです。
誰にしもある物や事へのトラウマとそれへの抵抗感。
過去を振り返りそれに固執しても前へは進めない。
喉に刺さった小骨のような、あの体操服も忘れさせてくれそう。
ちょこんっと背中を押してくれそうな、山内的アプローチのハーフジッププルオーバー。
山内
ヤクシープパイル・ジッププルオーバー
Black
綿 86%/ヤクウール 14%
¥75,900
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tel 06-4708-7231
mail shop@3cmaosaka.com
山内/ヤマウチ
山内の服は全て国内産の素材を使い、全て日本人の手によって作られています。
日本の技術、日本人の感性で作ったもの。
国境を越えた考え方をするよりも、日本に回帰して、足並み、気持ちのベクトルを揃えることにより、美しいもの作りが出来るのではないかと思います。
"モノ" としての「クオリティー」はもちろん、"人" の「繋がり」を大切にし、「残るもの作り」を目指すブランド。