さりげなくないお洒落を楽しみたい方いかがでしょう

suzusanのWool Cotton Dobby Striped Shirtです。

 

 

 

 

 

前回ご紹介したPコートと同じ帽子絞りで上下に染め分けられたドビーストライプのシャツ。

織りでストライプを表現した特性を活かし、青く染められた上部分のストライプがくっきり浮き出ています。

ストライプからソリッドに切り替えられたようなデザイン。

技法は同じでも対象の生地によって反応が変わる。

ある程度の着地が見えてやってるんだから面白い。

 

 

 

 

デザインに注目しがちだけれど、形も面白い。

小襟で前たてと胸ポケットがなくさらっと控えめな印象かと思いきや、ザクっと深いスリットに長いバックテール。

両サイドにシームポケットのおまけ付き。

主張が強いんだか、そうじゃないんだか。

だけどこうやってデザイン以外にも目を散らす事によっていいバランスで成り立っているんだと思います。

 

 

 

 

よく見ると 染め分けの部分で、染まっている側のボタンには色が付き、染まっていない側のボタンには色がついていない。

これは染まっている側にだけボタンが付いていたPコートにはなかった現象です。

 

ぐにゃぐにゃしているから、ランダムなストライプの途切れ方もいい。

 

ウールとコットンなので、いやらしくないくらいの光沢が上品です。 

 

 

 

 

ストライプを見慣れた方にもこのストライプシャツは目新しく映っているはず。

「ドビー シャツ」で調べてみると、ドビー織りのシャツは大袈裟じゃなくさりげないお洒落を楽しむ人に好まれるそう。

さりげなくないお洒落を楽しみたい方いかがでしょう。

 

 

ジャケット 山内/パンツ 山内

 

縦に染め分けられているので、Vのジャケットと合わせるとあれ?胸元は青いけど裾は裾はグレーと
見る人も楽しいし、見られる人はもっと楽しい。

いつものジャケットパンツスタイルも新鮮です。

 

 

セーター suzusan/パンツ Scye

 

 

ゆったりした形なので、カーディガンの様に羽織るだけでもいい。

中に着るのはシャツでもいいし、ウェイトが軽い物だったらスウェットやセーターでもいい。

フロント・スリット・ケンボロ、分け目から見えるインナーやシャツまで良く見せてくれそう。

シャツだと決めきめず気分によって使い方を変えれば、このシャツはもっと面白いしもっと楽しいです。 

 

 

suzusan
Wool Cotton Dobby Striped Shirt Boushi Somewake Shibori 
Royal Blue*Light Grey
ウール 59%*コットン 41%
¥53,900-

 

 

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mail shop@3cmaosaka.com

 

 

 

suzusan/スズサン
いまから遡ること100年以上前、suzusanの原型である「鈴三商店」では絞りの図案、型彫り、絵刷りのほか、絞り加工全般を行う“影師”として代々営んでいました。
クリエイティブディレクターの村瀬弘行は、この5代目として生まれ、絞りを間近に見て育ちます。その後2003年に渡英、翌年にはドイツ・デュッセルドルフに移り住み、在学中の2008年に出会った友人とともにブランド「suzusan」を立ち上げました。
デュッセルドルフでデザインされたsuzusanの商品は、長年の経験から熟練した職人と、その伝統を受け継ぎ未来を目指す若手職人が、有松の地で共に一貫した作業工程で生産を行っています。
ピースダイ(製品染め)の工程で、糸を締める強さ、染料の調合、生地への浸透などこれまでの経験をもとに独特の絞り文様を作り出しています。