ScyeのWool Cotton Gaberdine Storm Coatです。
ただいつもより少し堂々と
スマートフォンならiPhoneがいい
気分のパンツ
ストームコートと名付けられたロングコート。
半世紀前のイギリスのコートがモチーフに、トレンチとバルマカンを合わせたようなビジュアルです。
生地はウールとコットンミックスギャバジン。
コーディロイの襟、背中のヨーク、裏地のチェック。
エポレット・ガンフラップ・ベルトを除き、ブリティッシュマインドさながらScyeらしく編集されています。
両サイドポケット/内側にポケット/チンストラップ/アームベルト/ラグランスリーブ
Scye
Wool Cotton Gaberdine Storm Coat
カーキベージュ
毛 65%*綿 35%
¥176,000-
このコートの最大の魅力は生地の「動き」にあると考えます。
綾目が綺麗なギャバジン。
ウールが混ざったギャバジンはしっとりしていて、綿だけでは出せないドレープを演出してくれます。
腕を曲げた時の肘、ポケットの口に乗るカフ、歩く度になびく裾。
吊ってあるだけでは起こらない「動き」を、着て起こす。
「動き」が生み出すドレープは、色気増し増しのトッピング。
ギャバジンをウールで拵えた理由であり、このコートの最大の魅力です。
シルエットは胸元スッキリの広がりながら落ちるAライン。
177cmの自分で脛丈のロングレンジ。
エレガントな大きな生地を体に纏っているようなビッグシルエット。
エレガントな生地を体の上で泳がし、動きを与える事でこのコートの魅力を感じてください。
泳げば泳ぐほど、このコートは輝きます。
襟は立てても着用可能。
チンストラップがしっかり襟をホールド。
肌に当たる部分にはコーディロイの親切設計です。
しっとりとした生地とは対照的な男心をくすぐるフロントデザイン。
3重構造となり、フラップの内側はボタンが横並び、内側のボディ用とフラップ用です。
デザインであり、風の侵入を防ぐ役割も担っています。
ウールの裏地、チェックの配色も好き。
袖裏はレーヨンキュプラで滑りが良く、ジャケット等なんでも着込みやすい。
元を辿ればオーセンティックでありクラシックなアイテムを、上品にScyeらしく編集されたコートです。
ベスト EESETT&Co
ショール suzusan
このコート自体に暖を求める事は出来ませんが、冷たい風は防いでくれるので、例えばローゲージのセーターやウールのジャケット等
中に着込みさえすれば大抵は大丈夫だと思います。
それでも足りない寒がりな方は、中に無理なレイヤーをするのではなく、オーバーベストやショールで工夫すれば、
ビジュアルも防寒も解決できるはずです。
逆を返せば、アウターの中でも比較的冬限定の生地ではないので、春先でも着用頂けます。
完成された服として認知され、沢山のブランドがそれぞれに個性を交えて打ち出すトレンチコートやバルマカンコート。
オーセンティックでありクラシック。
そんな完成品を編集したScyeのストームコートは、泳がせれば泳がせるほどその他との違いを見出せます。
このコートは着ているだけでかっこいいけれど、「動き」が加わるともっとかっこいい。
そんなコートです。
泳がせちゃって下さい。
止まってた音楽がくしゃみをすると再生し始めました。
確かにここ最近パソコンの調子は良くないけど、少し怖いので帰ります。
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Scye/サイ
「Scye」は、テーラー用語で袖ぐり、鎌の意。
英国クラシックをベースに現代的視点から様々な要素を加え再構築したリアルクロージングを提案する2000年スタートのメインライン。
SCYE BASICS/サイベーシックス
素材・カッティング、内部構造にまで配慮したサイ独自のベーシックアイテムを展開するライン。