EESETT&CoのDungareesとDenim Jacket Type-CとTwisted Jeansです。
ハッピースーツ
武者震い
ポケットを持つ感覚でどうぞ。その2
テーラーの休日。
デニムの上下を着て、アトリエで裁断の作業を少しだけ。
庭の花に水をやり、愛車の洗車・整備、犬の散歩。
色落ちしてクタクタになったジャージ気分で着ているそれ。
ボロボロになって穴が空いたりすれば、仕事場でパーツ分の生地を取れなくなっったスーツ生地を充てがう。
EESETT&Coのデニムシリーズのストーリーです。
なんともテーラー出身の(今もだけど)中澤さんらしいストーリーですね。
僕はこういう情景が浮かぶ服が好きです。
EESETT&Co
Twisted Jeans (Keith)
Indigo*Black
cotton 100%
¥38,500-
変なジーパンが好きです。
EESETT&CoのTwisted Jeansは、インシームとアウトシームが斜行しています。
デニムパンツ特有の、着用・洗濯を重ねると生じる捻れを模したデザインです。
その捻れを変化ではなく、カッティングの段階で表現したのがこのTwisted Jeans。
左のアウトシームと右のインシームが内側に向かって斜めに走っています。
左のインシームと右のアウトシームはそのまま上から下にまっすぐ落ちてきているので、裾でそれぞれの端がかなり近い位置で着地しています。
とても複雑なパターンニングで成立させています。
強制的にグネグネしたシルエット、履いてみると不思議なシルエットです。
ぐにゃぐにゃしていますが、履いていくともっと捻れてくるのかな?
明らかに変なジーパンです。
加えて今回は前後でデニムの色が異なります。
凄い変、好き。
気になるサイドジップはポケットのファスナーになっています。
こちらのポケットは前ではなく後ろ。
右ヒップポケットとはセパレートです。
現在在庫があるのサイズ30、自分は177cm/62kg。
身長とレングス的にもう一つ上のサイズが良かったけど、改めて履いて写真撮って見直すとなんかいけそうな気がしてきました。
EESETT&Co
Denim Jacket Type-C (Rockingham)
Indigo*Black
cotton 100%
¥51,700-
多方面からリリースされているワークジャケット。
古着屋で付加価値がつけられたもの、それに模したものやリメイク。
年代か、仕様か、何を探していたかわからなくなっている。
EESETT&CoのWork Jacket Type-Cは、既製のモデルのどれにも当てはまらないもの。
Work JacketはType-Aから始まり、B、そしてこちらが新作のC。
Bは以前、サテンを使用して製作して頂いた別注品の元です。
Type-Cは、フロントWジップのデニムジャケット。
Twisted Jeansと同じく前面をインディゴデニム、後面をブラックデニムで切り替えたバイカラーデザインです。
前がラグランスリーブ・後ろがセットインスリーブの逆スプリットラグランに、フロントのジップポケット・フラップポケット・スラッシュポケット、サイドにプリーツ。
既製のモデルのどれにも当てはまらないブランドオリジナルのデザイン。
着丈は短めで身幅があるシルエットです。
現在在庫があるのサイズ34、自分は177cm/62kg。
身長と袖丈的にもう一つ上のサイズが良かったけど、改めて着て写真撮って見直すとなんかいけそうな気がしてきました。
EESETT&Co
Dungarees (Welington)
Indigo
cotton 100%
¥55,000-
Dungareesは、インディゴデニムを使用したオーバーオール。
フロントジップフライ・ジップポケット、脇下のカッティング・ポケット、ウェストのタック、ワークウェアメーカーのオーバーオールには見かけない要素を注いだデザイン。
べルトループが付きますので、ベルトでウエストをマークすれば、上半分を垂らして着用することもできます。
フロントジップの開け具合、肩紐の片掛けや両方垂らし、ロールアップなど、自由度が高くお好みのスタイルで変化をお楽しみ頂ける作品です。
オーバーオールであり、オーバーオールではない。
オーバーオールを形どったもの。
オーバーオールを着た事がない方にもお試し頂きたい作品です。
垂らす類の服のとりあえず着とけばなんとかなる感じ好きです。
このDungareesはなんとかしてくれると思いますし、とりあえず着とけば、露出する数々のギミックが他にはない楽しさを味あわせてくれるはずです。
*こちらはインディゴ一色使用です、ブラックとのバイカラーではございません。
現在在庫があるのサイズ32、自分は177cm/62kg。
誰でもいけるサイズです。
年代がどうとか仕様がどうとか。
希少性に価値を持たせた物の魅力もわかるけど、やっぱり僕は服は着て楽しみたい。
たまには生産国とか色落ちとか諸々忘れて、ビジュアルに飛び込んでみるのもいいんじゃないでしょうか。
テーラーでもなんでもないけど、こっちの方がずっとリアルな気がします。
是非飛び込んでみてください。
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EESETT&Co/イイセット
宮内庁御用達の上原洋服店にて6年、イギリスはサヴィルロウ老舗のDenman&Goddardにて3年、ビスポークでテーラーリングとカッティングを修行。
数々のブランド内部にてデザインやパターンニングを担当した中澤氏が展開する自身のブランド。
時を経ても色褪せる事のない趣のある服
“孫息子がやがて祖父の服を着られるように”