山内の藍染の塩縮加工コットンリネンシャツです。
見たまんまかっこいい濃紺とブルーのコントラスト。
現界まで濃く染めた藍にランダムに抜染されています。
カモフラージュみたいでかっこいい。
今回のコレクションで登場する藍は、染料を育てるところから、液にする藍建て・染色まで一人でこなす職人さんによる本藍染です。
黒にも近い程深くて青みの強い藍色は、通常の藍建の倍の時間をかけ何度も染めを重ねた現界濃度の藍色。
本藍染のシリーズから、3CMAでは塩縮加工コットンリネンシャツをセレクトしました。
染色の職人さん・塩縮加工の職人さん・縫製の職人さん、沢山の繋がりで完成するシャツ。
とても山内らしさと和を感じる事ができる作品だと思います。
このシャツの良いところは変わらないところ。
変わらず変わっていて、変わらず変わっていく。
変わらない美しいカッティングや縫製。
変わらない独特な表情。
変わっていく表現の方法。
今回の藍染は染め→抜染→縫製と、普段より多くの工程を踏んでいます。
工程が増えれば当然手間がかかり複雑にもなります。
出来上がりの製品加工と違って生地の加工からのスタートならば、パターンニングやカッティング・縫製も普段通りとはいきませんが、それでも完成度は変わりません。
変わっていくけど変わらないところへ着地する。
塩縮加工のシャツは山内の中でも数少ない定番品です。
毎シーズンリリースされても支持され続けているのは、山内さんのその時々の気分や意図が反映され、毎シーズン常に新鮮味を感じさせてくれるからではないでしょうか。
だから次もその次も変わらぬ良さに期待してしまうし、変わっていくことを楽しみしてしまうのでしょう。
定番品にこそ愛を。
藍だけに、、、、
僕のセンスのないジョークとは対照的にやっぱりかっこいい藍のコントラストのシャツ。
いつもと変わらないし、いつもに比べると変わっている。
変わらず変わっていることで印象も大きく違ってきます。
そのまま着ても良いし羽織るだけでも良い。
何かの中にいても強い存在感。
どんな風に着ても変わらず、いつも通りに合わせてみても変化は感じる。
初めての人もそうじゃない人にも、新鮮な気持ちで迎え入れてもらえると思います。
山内
塩縮加工コットンリネンシャツ 羽襟付き
Ai
綿 50%/麻 50%
¥81,400-
山内/ヤマウチ
山内の服は全て国内産の素材を使い、全て日本人の手によって作られています。
日本の技術、日本人の感性で作ったもの。
国境を越えた考え方をするよりも、日本に回帰して、足並み、気持ちのベクトルを揃えることにより、美しいもの作りが出来るのではないかと思います。
"モノ" としての「クオリティー」はもちろん、"人" の「繋がり」を大切にし、「残るもの作り」を目指すブランド。