らしさ

 

cornelian taurus by daisuke iwanagaのボストンバッグとリュックです。

 

 

 

 

cornelian taurusの作品は、岩永さんの個性がふんだんに反映されています。

現在の拠点地としている生まれ故郷、ブランド立ち上げまでのルーツ、デザインのインスピレーション、製造過程、作品に宿るスピリット。

デザイン・サンプル作成の全てを彼一人で行い、日本製のレザーファブリックに拘り、家族を取り巻き、徹底的に彼にしか出来ない工程を踏む事で、cornelian taurus唯一の個性が生まれます。

こうして唯一の個性を持ってcornelian taurusチームによって作り上げられた作品たちは、世界のトップメゾンのクリエーションにも引けを取らぬ日本の・日本人の物作りの素晴らしきを発信しています。

 

 

日本刀の柄から着想を得た柄巻きのハンドル。
巻き方も何種類かあるみたいだけど、どれでもこんなのは他に見たことがない。

 

 

船具から派生した特徴的なパーツ。
潜水士である父の存在も大きく、ジップのプルやストラップに使用されるパーツは、
船具から派生した真鍮と真鍮をシルバー加工した重厚なパーツが使用されています。
こんなのも他に見たことがない。

 

 

 

 

 

 

こんなの他に見たことがないデザインもさることながら、こんなの他に見たことがない二つのアイコニックなデザインが、ブランドタグを必要としなくとも俺だ俺だっていう主張が感じられます。

付け足しの美学からなる主張したデザイン。

されど案外それは作り手からしてみると無駄なものは一切ない。

前回、格好が良ければ実用性なんて、といった趣きの紹介の仕方をしてしまったけれど、cornelian taurusuの鞄は使い勝手が悪い訳ではなく機能性にも優れています。

柄は握りやすいし、真鍮は錆びつかない。

ボストンのフラップはポケットになっているし、上着や巻物を掛けられるようになっています。

フロントのハンドルは、ショルダーを短くしてトートバックのように肩に下げた時に持ち手になります。

リュックの背面はラップトップを収納、ダブルジップで両サイドから開け閉めできます。

フロントのポケットにもダブルジップ、利き手を選びません。

サイドポケットの設計も深く、ペットボトル等の収納に困りません。

 

 

 

 

 

 

W杯で日本人の観客がゴミ拾いをして賞賛されたみたいだけれど、こういう細部までの行き通った配慮に日本人らしさを感じます。

デザインを考案するにあたり、付け足すべき物・その位置・その数、また排除すべき物、どれだけの葛藤があったのか推し量れるものではないが、完成した作品には岩永さんの美学の上ではどれも無駄は一切なく、彼らにとってはミニマムなのです。

 cornelian taurusには、彼らしさ・日本人らしさ・唯一の個性が詰められています。

 

 

 

 

レザーや真鍮の質感や重厚感・手触りの感覚なんかは液晶越しにお伝えする事はできませんが、只者じゃないのは明らかだと思う。

"らしさ"から成形された造形美は、ただそこに置いてあるだけでもかっこいいです。

物が物語るとはこういうことを言うんですねえ。

 

 

 cornelian taurus by daisuke iwanaga
special shoulder MID  Oil Shrink
Black
¥112,200-

 

 

cornelian taurus by daisuke iwanaga
tower RUCK PRO  cow
Black
¥159,500-

 

 

 

ご好評につき、すでに完売したモデルがいくつかありますので、現在3CMAがご紹介出来るモデルはこの二つです。

他にショルダーバッグが入荷予定、財布二型のご用意がございます。

こちらもまた改めてご紹介させて下さい。

僕は今日一つ持って帰ります。

毎日の通勤に大した荷物なんてないけれど、自分にとってそれは物を運ぶだけの道具ではなくなっています。

何も入れなくてもいいです。

必要であれば入れて下さい。

 

 

 

 

cornelian taurus by daisuke iwanaga/コーネリアンタウラス
日本の歴史、文化、アイデンティティを鞄、商品、作品を通じて表現し、持つ人に新たな発見、喜びを感じてもらえるものづくりを行っていくこと
使用する皮革、素材そのものが本来持っている動きや特性、意味、価値を鞄や作品を通じて表現し伝えること
これらは商品であり作品であるという位置付けのもとものづくりを行うこと

日本のタンナーでタンニングされたハイクオリティで特徴的な素材を使用。それに加え船具から派生する重厚で強さのある特徴的なパーツを独自のパターン、縫製、手作業によるテクニックで仕上げています。