suzusan/Wool Cashmere Herringbone Drawstring Wide Pants tesuji shibori "Fragment"

ウールカシミヤのヘリンボーン生地に、有松絞り染めを施したワイドパンツ。
グレーベースのヘリンボーン生地をブラックで染めています。
染めの技法は手筋絞り。
グレーに浮かぶ筋模様とグラデーションが魅力的。
染色技法特有の滲みが、コントラストを抑えてくれている印象です。

袴の様なボリューミーなシルエット。
素材はウールメインのカシミヤ混。
分厚さはなく、肌触りが良い優しい生地です。
分量のあるパターンとやわらかい生地の組み合わせが、美しいフォルムを形成しています。
染め柄だけでなく、形・素材もお楽しみ頂ける作品です。

ドローストリングウエストでタック入り。
紐で調節できる他、ベルトループも付く仕様。

色
Black*Black

素材
表地 ウール 87%*ナイロン 9%*カシミヤ 3%*ポリウレタン 1%
裏地 ポリエステル 100%

生産国
日本製

サイズ
M ウエスト 80-90cm/ワタリ 37cm/股上 42cm/股下 61cm/裾幅 34cm/総丈 98.5cm

※絞り染色の特性上、一つ一つ柄・色の出方が異なります。
水濡れ・汗・強い摩擦により色落ち・色移りの可能性がありますのでご注意ください。

suzusan/スズサン
いまから遡ること100年以上前、suzusanの原型である「鈴三商店」では絞りの図案、型彫り、絵刷りのほか、絞り加工全般を行う“影師”として代々営んでいました。
クリエイティブディレクターの村瀬弘行は、この5代目として生まれ、絞りを間近に見て育ちます。その後2003年に渡英、翌年にはドイツ・デュッセルドルフに移り住み、在学中の2008年に出会った友人とともにブランド「suzusan」を立ち上げました。
デュッセルドルフでデザインされたsuzusanの商品は、長年の経験から熟練した職人と、その伝統を受け継ぎ未来を目指す若手職人が、有松の地で共に一貫した作業工程で生産を行っています。
ピースダイ（製品染め）の工程で、糸を締める強さ、染料の調合、生地への浸透などこれまでの経験をもとに独特の絞り文様を作り出しています。