ゴールデンウィークの初日から沢山のご来店ありがとうございます。
前職の経験から、大型連休の中日は暇だと知っているので今日はスタートから少しのんびりしていたら、嬉しいことに忙しくさせて頂きました。
おかげさまで連休感を味わえています。
今日はもう少し頑張ります。
EESETT&Coに制作して頂いたワークジャケットです。
子供の頃、お小遣いをもらいウキウキで行ったお祭りで、当たりがない事を知らないでドキドキしながら箱に入ったくじを引きました。
棚に並べてある煌びやかな景品を当然持って帰られるわけはなく、いつ壊れてもおかしくない不快な音が出る笛を咥えて帰ります。
なけなしのお小遣い、たませんも食べられたのに、変な音が出る笛はもうどこにやったかもわからない。
あのウキウキはどこへ。
多方面からリリースされているワークジャケット。
古着屋で付加価値がつけられたもの、それに模したものやリメイク。
年代か、仕様か、何を探していたかわからなくなっている。
あのくじ引きのように自分が欲しかったものを引き当てる事はできないのでしょうか。
あのウキウキはどこへ。
EESETT&CoのWork Jacket Type-B、既製のモデルのどれにも当てはまらないもの。
フロントのデザイン・ボタンの間隔・スリーブの付け方、よくある形だけれど初めて見る別物。
何よりも今このWork Jacket Type-Bを見て着てウキウキしています。
デニム生地の既存のWork Jacket Type-Bに対し、今回の別注品は左綾のサテン生地が採用されています。
アイボリーとブラックの2色展開。
アイボリーはシルバーのボタン、ブラックは黒塗り、それぞれステッチは生地と同色統一。
それぞれ仕様が変えられており、どちらもいいです。
先に1着ずつ納めてもらってから交互に毎日着てます。
少し柔らかくなった気がします。
水を通しましが縮みはありませんでした。
1週間程毎日着ていると、そろそろ別の服が着たくなるかなと思いましたがそうでもないです。
まだウキウキできています。
探した・見つけた・買ったで終わらない。
まだまだ試したいし、着る度にウキウキ出来そうです。
年代がどうとか仕様がどうとか。
どうかビジュアルで飛び込んで欲しいです。
あの笛の音が不快に聞こえるのも、ウキウキの期待にそぐわなかった訳ではなく、本来のウキウキを味わえなかったからです。
かっこいい・着たい、それだけでいいと思います。
終わらないウキウキ。
EESETT&Co × 3CMA
Work Jacket Type-B (Garrett)
Ivory/Black
¥47,300-
EESETT&Co/イイセット
宮内庁御用達の上原洋服店にて6年、イギリスはサヴィルロウ老舗のDenman&Goddardにて3年、ビスポークでテーラーリングとカッティングを修行。
数々のブランド内部にてデザインやパターンニングを担当した中澤氏が展開する自身のブランド。
時を経ても色褪せる事のない趣のある服
“孫息子がやがて祖父の服を着られるように”