山内の超絶高密度リネンクロス・マウンテンジャケットです。
電子タバコより紙タバコ、AirPodsより有線のイヤホン。
アナログ好きです。
写真は撮ってあるという安心感からブログ投稿が遅くなってしまい既に完売した商品ですが、今期の山内の魅力をお伝えするには必要な作品だと思いますので、ご紹介させて頂きます。
名前は超絶高密度リネンクロス・マウンテンジャケット。
名前にある通り、異次元な程「超絶」高密度に打ち込まれたリネンが使用されています。
スノージャケットやシェルジャケットの面ですが、化学繊維ではなく山内さんらしい天然繊維の良さを全面に押し出した作品です。
素材の風合いをダイレクトに味わうことの出来る生地。
透けないほど「超絶」高密度に織り上げられた力のある生地にアウトドアスタイルだけど、丁寧に仕立て上品に仕上げるのが山内さんの業です。
リネンの平織りというあまりにも普通な素材を、どれだけ普通でなくするかをこだわった⽣地。
60番⼿の⽷を使⽤する理由は、⼀等亜⿇という⾼品質な原料でなければ60番⽷にはならないため、仕上がりに圧倒的なクオリティの差が⽣まれるからです。
次にキナリ⽷を使うのがポイントです。
世の中に出回っているリネン製品の9割は晒し⽷のリネンで作られているほど、キナリ⽷は⾮常に貴重です。
リネン100%の素材は⾼密度に織るのが⾮常に難しく、おそらく⼀般的に出回っている60番⼿以上の細番⼿のリネン素材は光に透かすと透けるも のがほとんどかと思いますが、この⽣地は異次元な程⾼密度で⽷を打ち込んでいるため、光を当てても透け感はありません。
また仕上げ加⼯を⼊れていないリネン本来の⾵合いを残していることも特徴です。
リネンを織り上げるためには⼀般的には⽷を晒して、最終シルケット加⼯を⼊れることで容易になるのですが、その⼯程全てを経ていないため、 とても難易度の⾼い織物ですが、出来上がりはリネン本来の⾵合いを存分に感じることのできるスペシャルな⽣地に仕上上がりました。
細かいパーツ組み上げるステッチはデザインと捉えられます。
ステッチを落とす場所・ブレない運針・細かい幅目、どれも美しい。
縫製を大事にする山内の今期のアイテムの中でも、一際ステッチワークを楽しめる作品です。
ハイブリッドな生地を使う方が軽いし楽。
量産にする方が安くて手に取りやすい。
便利が普通になって、それより便利がまた普通になって。
快適だらけの世の中だけれど、遠回りをしてみないとわからない良さもあります。
ディスプレイより生。
実際に見て触って着て楽しいアナログな洋服。
アナログ好きです。
山内
超絶高密度リネンクロス・マウンテンジャケット
Kinari
リネン 100%
¥170,500-
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山内/ヤマウチ
山内の服は全て国内産の素材を使い、全て日本人の手によって作られています。
日本の技術、日本人の感性で作ったもの。
国境を越えた考え方をするよりも、日本に回帰して、足並み、気持ちのベクトルを揃えることにより、美しいもの作りが出来るのではないかと思います。
"モノ" としての「クオリティー」はもちろん、"人" の「繋がり」を大切にし、「残るもの作り」を目指すブランド。